人と仕事を知る

縁をつなぐイベント企画 ☆クリスマスWeek In 伏見桃山☆ Part2

メンバーさんがいるからこそ、こういった企画ができます。

例えば、昨年1月に行ったカレーの企画は、ミヤモトファームさんという農家さんにご協力いただいていました。メンバーさんが米作りの体験をさせていただき、そのお米をつかってカレールウから作り、カレーを食べる企画です。ミヤモトファームさんには、季節毎に田植えから稲刈りまで米作りだけではなく野菜作りのお手伝いをさせていただく機会をいただいています。コンバインに乗らせていただいたり、柿が実ったから取りに来ていいよといってくださったり、有り難いことに1年を通して頻繁に声をかけて下さり、「お手伝い」と称してメンバーさんと楽しみに行くことが出来ました。そんな野菜を使ってまた新しい規格のアイデアが生まれたりしています。

冬の時期は毎年、食べることを通じた楽しい企画をする時期なので、自分自身もワクワクしています。例えば、リース作りで御世話になった水野先生はお茶の先生もされているのでお茶会をしましょうとか、伏見でお店を構えておられる何軒かのラーメン店主が腕をふるって「らぁ祭」が開催できないかとか、アルバイト学生の下宿先がご縁の和菓子店のご主人が今年もフルーツ大福の講習に来て下さらないかなど、その広がりが笑顔になっていきます。また、京都教育大学付属特別支援学校の体育の授業で、卒業生のメンバーさんが準備から携わらせていただき授業に参加させていただく時間も始まりました。街の皆さん方のご理解で日中のメンバーさんの活動の幅が広がり、本当にありがたく感じています。

イマジンには沢山の方がいろんな機会にお越し下さいます。表だって目立ちませんが、実はメンバーさんが皆さんに気持ちよく過ごしていただけるように陰で支えてくれています。各フロアの掃除機がけをしてくれていたり、除菌済みスリッパを靴棚に用意してくれていたりしています。メンバーさんと一緒に活動して楽しみたい、そんな気持ちにならなければ先生方とお会いできなかったですし。農家さんとも縁をもつことができませんでした。

メンバーさんと一緒に過ごす中でやってみたい企画もまだありますし、企画を通じて地域との繋がりが広がる可能性も感じています。スタッフにもみんないろんな発想があるでしょう。あくまで自然に、一つ一つの出会いを大切に。これからはイベントの時だけでなく普段から施設と地域の垣根を越えたつながりを模索していきたい。メンバーさんがいるから、色々考えることができますし、地域の方とつながりを感じながら活動できるのってやっぱりいいなと思います。